2019年の国内主要漁港の生鮮スルメイカ水揚量は、
不漁だった前年に比べ5%増えたが2万5844トンにとどまり、2年連続で3万トンを下回った。
昨年10月までは前年を下回るペース、11、12月に道東・三陸沖で水揚げがまとまった。
11月は北海道・羅臼港で2180トン水揚げ、全国で5099トン。
12月は青森・八戸、岩手・宮古、宮城・石巻で計1498トン、全国計が1924トンだった。
19年の水揚量は15年比でみると64%減、17年比では15%減。
平均浜値は前年比2割高のキロ642円。15年比で約2倍、17年比では2割高となった。
今年1月1〜9日の全国水揚量は130トンで、平均浜値は前月比1割安の605円。
10日の主要水揚げ港は宮古と石巻。魚群は産卵に向け南下を始め、2月には漁場が三陸から長崎県、
山陰地方に変わるとみられる。
冷凍スルメイカの19年水揚量は73%減の3298トン。15年比87%減、17年比では83%減だった。
平均値は5割高の900円。15年比では約2倍、17年比で5割高だった。1〜9日平均は1154円。
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