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vol.897

生鮮マイワシ 過去5年で最多確定48万トン11月末

12月前半三陸好漁

 今年の生鮮マイワシ水揚量が過去5年で最高になった。 11月末までの全国主要港の水揚量は47万6198トン。 2017年の41万3000トンを既に超え、平年(過去5年の平均)より68%多い。 11月は水揚げが落ち込んだが、12月に入り岩手・大船渡港を中心に水揚げが回復、好漁が続いた。
 12月1〜19日の水揚量は3821トン。8日以降、大船渡港では日量200トン以上の水揚げがコンスタントに続き、 400トンを超える日もあった。18年12月の水揚量(5656トン)到達に向け順調に数量が積み上がった。 20日時点の中心漁場は大船渡沖で、親潮が差し込んだことで水温が低下し、マイワシが集まった。
 棒受網物が主体で、サイズは80〜90グラムが主体。一部150グラムも混じり脂のりも良好。 その他、岩手県宮古、釜石の定置にも多くみられた。
 年明けにかけ魚群は徐々に千葉・房総沖まで南下、巻網漁が中心になるが、巻網船は1〜2月にかけてサバを狙うことから、 マイワシの水揚げは3月以降が中心となりそうだ。(12/21現在) *詳細な数値は本サイト「おさかなひろば」にてご覧ください。新しいデータの更新により 数値が異なる場合がありますので予めご了承ください。

   (流通情報G)
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