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vol.787

今年も気仙沼が生鮮カツオ水揚げ日本一

今年の水揚状況

 今年も生鮮カツオの水揚げ日本一は、気仙沼にほぼ確定した(速報値)。気仙沼の今年の10月末までの累計水揚量は18,456トン(全国合計の41%)で、2位の房州勝浦の8,357トン(19%)に倍近い差をつけた。3位以下は次の通り。3位:鹿児島5,427トン、4位:銚子4,617トン、5位:長崎2,304トン、6位:御前崎1,198トン、7位:大船渡770トン、8位:串本575トンの順。

昨年の状況

 昨年の年間水揚量は気仙沼が14,533トン(全国合計の30%)、房州勝浦(27%)が13,257トンと拮抗。昨年は震災の影響により、気仙沼では餌や氷の不足し、出荷業者の受入体制もまだ整っていなかったことから、夏場は入港隻数・水揚量の制限を行ない、復旧過程に合わせ、秋口により入港隻数・水揚数量を増やした。一方、漁場も例年より南寄りに長期に渡り形成されたため、秋以降も勝浦の入港が続いた。

 このことから、例年と異なり、10月末までは房州勝浦の水揚げが気仙沼を若干上回る形となり、11月の最終の水揚げで気仙沼が挽回し、勝浦を上回わり日本一となった。

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