対馬沖でサバがまとまり始めた。11月後半から12月前半まで続いた対馬沖のヨコワ漁は、6から11kg級も多く漁獲されたが、後半に入ると漁も切れ、サバ主体の漁に切り替わった。
松浦港では、11月から12月前半までは、数十トンから多くても200トン台で、ゴマサバは数十トンから百トンのペースだったが、ここ一週間は、連日、400トンから700トンのマサバの水揚げが続いている。マサバのサイズは20/45尾入の大・中は少なく、50/60尾入のギリやローソクが大半。
相場は、九州各港で対馬物30尾入(550g前後)で1ケース1万5千円前後。長崎港では東海物が少量ながら21/24尾入(700g前後)もあり、1ケースで3万円前後から高い時には5万円台の値がつけている。一方、済州島沖のマサバ漁は低調で11月末以降操業がない模様。