銚子港では、12月に引き続きサバを始めとするまき網の水揚げが好調。サバまき網漁は、水温の低下に伴い、12月始めに三陸・金華山沖の漁場が終漁となり、20日頃には常磐・塩屋崎の漁場も終漁となった。常磐〜三陸海域の、サバまき網漁場は、12月下旬以降、銚子の前浜の犬吠埼周辺のみとなった。銚子では12月23日に5千トンの水揚げを記録し、年明け後も1200〜3200トンの安定した漁獲が続いている。
犬吠埼周辺ではサバ以外、前月に引き続きカタクチもまとまっているほか、マアジやマイワシも散発的に漁獲されており、まき網の好調な水揚げが続いている。最近のサバ漁にはアジやイワシが混じるようだ。マサバの魚体は100〜150gの1歳魚主体、一部350〜600gで380〜450gの2歳魚主体の群れも。マイワシは70〜120gで中羽・ニタリ。
1月27日の水揚量と相場は、サバが1212トンで170〜37〜22円/kg、マアジが72トンで119〜111〜105円/kg、カタクチが237トンで25〜21〜16円/kg、マイワシが133トンで43〜28〜16円/kg。