築地市場では12日頃から、メジマグロ(クロマグロ幼魚)の入荷が1日あたり10〜20トン(発泡2千〜2千500箱)とそれまでの1日1〜4トン(発泡150〜500箱)から急に増えています。昨年は1月上〜中旬は1日10トン以下で、下旬になると1日15〜25トンの入荷が続くようになりました。
築地の相場では、10kg上の北陸物で年明けは3千円/kgでスタートしましたが、中旬には2千円/kgに下げ、現在は1500円/kgと半値まで下げました。石川・佐渡・千葉の3〜4kg級でも1200〜1500円/kg。中旬には7〜10kg級の韓国物の入荷もあり、700円/kg前後。特に長崎物の2.5kg級で550〜600円/kg、3.5kg級で700〜800円/kgと、キロ1千円を切ったことから売りやすい価格帯に入り、量販店での販売もここ数日増えています。
量販店での売価は1パック700〜1000円前後。小ぶりなものだと2サク800円前後といった感じ。年を明けて天然のブリの水揚げは好調で、特に水揚げの多い1〜2kg級のイナダの販売は目立ち、1尾300円前後。