東京都中央卸売市場築地市場では、年末年始は繁忙期にあたることから、業務に支障が出ることや安全確保にために、マグロ卸売場見学者エリアを一時閉鎖しています。
閉鎖期間は12月10日(木)から来年1月23日(土)までで、1月25日(月)から見学者エリアが再開されます。なお、閉鎖期間はマグロ卸売場の部外者の入場は全面禁止とのことですが、仲卸売場・飲食店等の関連事業者等には入場できるようです。
外国人向けの日本のガイドにも築地市場が載っており、ネットの日本の観光地ランキングにも京都に次ぐ上位のようだ。築地4丁目付近を通行している外国人の持っている本をチラッとみたら「ODAIBA」も載っていた。
それにしても築地場外・場内もアジア・欧米の外国人観光客が多い。
以前、築地市場のマグロ卸売場を見学した時、早朝5時台にもかかわらず、カメラを持った外国人観光客が百人位いて驚いた。その時はテレビの報道にあったようにマグロにハグする人や頬ずりする人はいなかったものの、ロープを張っていてもセリ場の中にどうどうと入ってきて、セリ中にもかかわらず、フラッシュでの撮影はやはりいただけないなあと思った。
正月明けには初セリがあるが、2001年には大間産の本マグロにキロ10万円・1尾2020万円の史上最高値をつけたことがあるが、競り落とした仲卸は潰れてしまった。
ここ2年間の初セリは香港系のところが落としている。
先月末には松方マグロがキロ1万5千円をつけ、1尾300キロだったことから400万円近くだったことからマスコミの話題をしばらくさらった。でも、この時の大間の本マグロがキロ1万円。その後もしばらくは大間が一番だったものの、概ね7〜8千円だった。商売上の適正価格もやはり必要ではないか。