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vol.630

能登半島でイカ漁好調

能登半島沿岸では小型いか釣り船によるスルメイカ漁の盛漁期を迎え、金沢港(JF石川 かなざわ総合市場)や蛸島港等で水揚げが急増しています。金沢港ではここ数日は100隻を越える入港があり、発泡1万ケース(5kg入り)を越える水揚げが続いています。漁獲物のアソートは25尾入りとバラが各2割、30尾入りが5割、20尾入りと40尾入りが若干となっています。水揚げがまとまるとともに、ここ数日で1箱あたり1千円ほど下げています。25日の相場は20尾入りが3500〜3000円/箱(22日は4800〜4000円/箱)、25尾入りが2400〜2000円/箱(同3700〜3300円/箱)、30尾入りが1900〜1500円(同2800〜2500円/箱)、バラ入りが2300〜1500円(同2700〜1500円/箱)。

なお、今月中旬から新潟でも水揚げが始まっており、これから本格化します。日本海区水産研究所がとりまとめた日本海スルメイカ長期漁況予報(対象期間は5〜7月)によると、北陸以北のスルメイカの来遊量は過去5年平均並みのようで、不漁であった昨年を上回るとしています。日本海の表面水温は平年よりもやや高いことが見込まれることから、魚群の北上が早く、漁期の経過は早いと予想されるようです。

JF石川 かなざわ総合市場ではインターネットのパソコン用や携帯電話用のWebサイトで市況情報を公開していますので、参考にされてはいかがでしょうか。

かなざわ総合市場市況情報

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