9月の全国主要港における生鮮サバ(マサバ主体、ゴマサバ含む)の水揚量(速報値)は前年同月比65%減の6565トンだった。平均浜値は2・3倍のキロ314円。松浦(長崎)や銚子(千葉)、唐津(佐賀)などへの水揚げが中心だった。
サバの一大水揚げ地として知られる松浦の9月水揚量は、前年同月比61%減の2838トンだった。うち、マサバは2297トンで、これの平均浜値は2・3倍のキロ316円。品不足に伴い相場の上昇がみられた。
西日本大中型巻網船団(西巻船団)によるサバ漁は8月にまとまりをみせ、九州北部の各港に水揚げしたが、9月は一転して下火に。冷蔵庫の空きがあまりないなど、陸上での処理能力が懸念されている。唐津では70%減の635トン、長崎は56%減の487トンの水揚げだった。
東日本では、銚子が6・3倍の795トン、八戸(青森)が4・3倍の340トン、宮古(岩手)が60%増の205トンなど前年9月を上回る水揚げに。石巻(宮城)では69%減の272トンだった。
(みなと新聞取材)