7月の全国主要港における生鮮マアジの水揚量(速報値)は前年同月比44%減の2272トンだった。平均浜値は37%高のキロ403円。松浦(長崎県松浦市)をはじめ、長崎(長崎市)、唐津(佐賀県唐津市)などへの水揚げが中心だった。
西日本大中型巻網船団(西巻船団)によるアジ漁は例年、春から夏にかけて本格化する。同船団では7月、ヨコワ(クロマグロの幼魚)探索に力を入れる船が増え、アジ漁は下火に。同船団の主要母港でアジの水揚げ日本一の港として知られる松浦の月間水揚量は、前年同月比62%減の434トンだった。
その他の主要港の水揚量は、長崎が前年同月比43%減の433トン、唐津が66%減の235トン。東日本でも減少傾向で、石巻(宮城県石巻市)では66%減の145トン。主要港の多くで前年実績を下回った。
8月の全国主要港における生鮮マアジの水揚量は5日までで112トンにとどまる。うち、松浦は51トンだった。8月中旬は西巻船団の休漁期間。秋になると例年、アジからサバ狙いに切り替える船が増え始める。
(みなと新聞取材)