6月における生鮮天然ブリ類(イナダ、ワラサを含む)の全国主要港水揚量(速報値)は前年同月比26%増の1444トンと増加した。三陸を中心に水揚げが好調だった一方で、山陰や九州は前年を大幅に下回り低調だった。
昨年の黒潮大蛇行の終息に伴い、親潮の冷水がようやく道東や三陸の沿岸に差し込むようになったことで高水温状態が解消され、ブリ類が来遊したのでは。
一方で、境港(鳥取)は88%減の17トン、浜田(島根)は43%減の13トン、長崎は56%減の79トンにとどまった。サバやマアジの漁が好調だったため、盛漁期を過ぎたブリは低調だった。
(みなと新聞取材)