6月の全国主要港の生鮮マイワシ水揚量(速報値)は前年同月比76%減の1万2039トンだった。全国的に水揚げが減少し、太平洋側の千葉県銚子や宮城県石巻などで失速した。要因として、太平洋系群の資源量の減少が考えられる。
主要港別の6月の水揚量は、銚子が89%減の3278トンだった。巻網で漁獲した1~4歳魚を中心に水揚げした。前年同月に5999トンを水揚げした北海道釧路は水揚げがなかった。前年同月に4165トンを記録した石巻は458トンだった。
その他、鳥取県境港は23%増の2379トン、長崎は2252トン(前年同月は22トン)だった。いずれも巻網物を主体に水揚げした。
水産研究・教育機構が発表した長期漁海況予報によると、4~7月のマイワシ来遊量は駿河湾以東では前年を下回り、伊勢・三河湾以西は前年並み~上回る海域が多い見込み。4~9月のマイワシ対馬暖流系群の来遊量は、東シナ海は前年並みで平年を上回り、日本海は前年・平年並みと予報する。
(みなと新聞取材)