4月の全国主要港における生鮮マアジの水揚量(速報値)は前年同月比24%増の6887トンだった。平均浜値は6%安のキロ270円。松浦(長崎県松浦市)をはじめ、長崎(長崎市)、唐津(佐賀県唐津市)などでの水揚げが中心となり5月も順調なペースとなった。
4月ごろから夏までは、西日本大中型巻網船団(西巻船団)によるアジ漁が本格化する時期。長崎県対馬沖や同県五島西沖に出漁し、九州北部の主要港に水揚げする。松浦の4月水揚量は前年同月比9%増の1609トン。5月は2500トン以上を見込み、4月実績を上回る見通し。
その他の主要港の4月水揚量は、長崎が前年同月比77%増の701トン。唐津は1073トン、境港(鳥取県境港市)は890トン、福岡(福岡市)は672トン、枕崎(鹿児島県枕崎市)は498トン。主要港の多くで前年実績を上回った。
西巻船団は4月、ブリ漁に力を入れていたこともあり、アジの漁獲が上向き始めたのは同月後半からだった。大型連休の休漁期間を挟み、5月は中旬からまとまりをみせている。
(みなと新聞取材)