全国主要港における生鮮サバ類(マサバ、ゴマサバ含む)の3月水揚量(速報値)は前年同月比14%増の1万3672トンだった。平均キロ単価は44%高の169円。価格で競合するノルウェー産サバの高騰を背景に、高値張り付きが続いている。松浦(長崎県松浦市)、境港(鳥取県境港市)で、前年3月を上回る水揚げとなった。
3月は、西日本大中型巻網船団(西巻船団)によるサバ漁が例年の盛漁期終盤に当たるが、漁獲は順調で各地で水揚げがまとまった。同船団の主要水揚げ地である松浦では3月、前年同月比29%増の5770トン。4月上旬(4月1~10日)の水揚量は807トンで全国累計(1623トン)の約半数を占めた。
境港の3月水揚量は前年同月比3・5倍の2489トン。唐津(佐賀県唐津市)では14%増の1323トン、長崎(長崎市)では41%増の985トンの水揚げだった。
4月中旬は銚子(千葉県銚子市)で水揚げがまとまり、同月13、14日の2日間で981トン(速報値)の取り扱い。松浦や唐津、福岡(福岡市)などでも水揚げがあった。
(みなと新聞取材)