3月の全国主要港の生鮮マアジ水揚量は前年同月比1%増の2456トンだった。大半は対馬暖流系群を漁獲した。平均浜値は11%安のキロ290円となった。
主要港別にみると、長崎・松浦が25%増の886トン、長崎が7%減の372トン。遠洋巻網が、主に対馬海域で漁獲した。九州西沖は少ないもよう。松浦に水揚げされた魚体は、1尾23センチ、180グラム前後の1歳魚が主体となる。日本海西部ではマイワシ漁がメインとなった。鹿児島県枕崎では814トン(前年同月は58トン)を記録した。
水産研究・教育機構が3月末に公表した対馬暖流系マアジの4~9月の漁況予報では、来遊水準を「東シナ海は沖合域は前年・平年並み、沿岸域は前年・平年並み。日本海側は前年を上回り、平年並み」と予報する。根拠の一つは、東シナ海・日本海ともに「漁獲の主体となる1歳魚の豊度は前年並み」であり、現状は資源量が水揚げに反映されていると考えられる。
今後について今から初夏にかけてマアジは旬を迎え、脂ののったマアジに期待が寄せられる。
(みなと新聞取材)