2月における生鮮天然マダラの北海道の主要港水揚量(速報値)は小樽が前年同月比34%増の988トン、歯舞が2・1倍の218トン、花咲が3・9倍の93トンと伸長した。黒潮大蛇行の解消に伴い、道東-三陸沖の親潮系冷水の勢力が強まったことで、(冷水域を好む)マダラ漁は比較的好調だった。
全国の水揚量は32%減の2854トンで沖合底引網が主体。そのうち釧路は49%減の697トンと半減だった。ただし、稚内や羅臼といった漁港(前年同月は両港合計で1000トン弱)はまだ計上されていない。
その他、石巻(宮城)が8倍の280トンと伸びた一方で、宮古(岩手)は65%減の77トン、大船渡(同)は83%減の36トンと大幅に減少。岩手と宮城で明暗が分かれた。
両県の2月の水揚統計でも同様の結果となっており、「みやぎ水産NAVI」の統計(速報値)によると、宮城県の水揚量は42%増の238トン。「いわて大漁ナビ」の統計(同)によると、岩手県の水揚量は83%減の85トンに落ち込んだ。
(みなと新聞取材)