2月1~26日の生鮮マアジ水揚量(速報値)は、前年同月比47%減の1251トンだった。主な漁場は対馬―九州の東シナ海側。西日本大中型巻網船団によるサバ漁が好漁のため、マアジを狙った操業が少ないとみられる。マアジはサバ類に混獲される様相。
主要港の水揚げは、最も多い松浦(長崎)は47%減の399トン。枕崎(鹿児島)は6%減の335トンで、水揚げは中旬に集中した。長崎は50%減の203トン、唐津(佐賀)は40%減の146トン、福岡は37%増の114トンだった。境港(鳥取)は前年同月に430トンを水揚げしたが、今年は実績がないもようだ。
西日本大中型巻網船団によるマサバを中心とした今期のサバ漁は好調。2月26日時点の生鮮サバ水揚量(速報値)は2万4456トン。サバ類の好調が続けば、マアジはあまり狙わないだろう。
水産研究・教育機構が昨年10月に発表したマアジ対馬暖流系群の長期予報(3月まで)は、東シナ海の来遊量は「沖合域は前年を上回り平年並み、沿岸域は前年・平年並み」、日本海は「前年・平年並み」となっている。
(みなと新聞取材)