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2025年11月11日
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生鮮サバ 松浦水揚げ2倍7100トン

9月 九州北部中心にまとまる

全国主要港における生鮮サバ類(マサバ、ゴマサバ含む)の9月水揚量(速報値)は前年同月比23%増の1万3613トンだった。平均キロ単価は20%高の147円。全体の過半数を占めた松浦港(長崎県松浦市)では、水揚げが大幅に増えた。

9月は西日本大中型巻網船団による長崎県対馬沖でのサバ漁がまとまり、松浦港、唐津港(佐賀県唐津市)、長崎港(長崎市)といった九州北部の主要港に安定的に水揚げされた。

松浦港ではマサバを主体に7110トンを水揚げ。前年同月比で約2倍だった。平均キロ単価は12%高の136円。競合するノルウェー産サバの高値の影響などもあり、相場は上昇傾向だった。10月初旬の同港での水揚げも好調だったようだ。

唐津港の9月水揚量は、前年同月比69%増の1499トン。長崎港は81%増の1095トンだった。枕崎港(鹿児島県枕崎市)でも好ペースで入荷し67%増の543トン。一方、三陸方面では石巻港(宮城県石巻市)で853トンを水揚げするが、前年同月比で34%減となった。

(みなと新聞取材)

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