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2024年10月25日
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vol.1328 記事一覧

生鮮サバ 松浦水揚げ好調推移

増加傾向続く上旬は8倍

全国主要漁港における10月上旬(1~10日)のサバ類(マサバ・ゴマサバ含む)の水揚量は前年同期並みの3637トンだった。最も水揚量が多い長崎・松浦は前年同期の8・3倍の1352トンになった。

理由が不明であるものの、今年の松浦は多くの月で前年や過去4年を上回る水揚げで推移している。松浦の1~9月の累計水揚量は前年同期比52%増の3万1172トンだった。過去5年平均比で71%増の水準に当たる。各月で過去5年平均を超え、9カ月中7カ月で前年同月を上回った。

7日時点までのサバ類の水揚げについて、今年は台風の影響により操業できない日も多く、松浦は前年を上回ったが、他の主要港は前年並みだった。松浦に次いで上旬の水揚量が多かった宮城・石巻は前年同期比58%減の868トン、続く長崎は5%増の222トンになった。

主体サイズは九州西沖海域が0~1歳の小型魚、対馬海域が1~2歳の大型魚。漁法は太平洋側が底引網、東シナ海側が巻網が中心となっている。

(みなと新聞取材)

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