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2024年01月31日
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vol.1279 記事一覧

生鮮マアジ 九州・山陰主体に漁5%減

1~24日巻網マサバ狙い

1月1~24日の全国主要漁港における生鮮マアジの水揚量(速報値)は前年同期比5%減の1574トンだった。長崎や境港(鳥取)、松浦(長崎)の巻網物が水揚げの主体となる。1月はマサバの水揚げが多い時期で、東シナ海や山陰の巻網は主にマサバを狙っている。

主要漁港別では、長崎が前年同期並みの506トン、昨年水揚げがなかった境港は385トンを記録した。松浦は63%減の259トンだった。主な漁場は境港は山陰、松浦と長崎は対馬海域。

水産研究・教育機構が2023年11月に発表した同月~24年3月のマアジ対馬暖流系群の漁況予報によると、東シナ海の来遊量について、沖合域は前年並みで平年を下回り、沿岸域は前年並みで平年を上回る見込みだ。日本海では前年や平年を下回るとみる。

漁期・漁場については、東シナ海は期間を通して対馬沖と沿岸域に形成され、日本海は期間を通して日本海西部が漁場となる見通し。

(みなと新聞取材)

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