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2022年11月09日
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生鮮ブリ 10月16%減3400トン

銚子、松浦好調も境港振るわず

全国主要港における10月の生鮮ブリ(イナダ・ワラサなどを含む)の水揚量(速報値)は前年同月比16%減の3422トンだった。巻網でワラサ・ツバスサイズを主体に漁獲する鳥取・境港は6%減の1072トンを水揚げしている。千葉・銚子が3・6倍の314トン、長崎・松浦が12・1倍の255トンで続いた。

その他、岩手の大船渡(250トン)や宮古(181トン)、宮城・石巻(247トン)など三陸で100トンを超える水揚げが散見された。イナダ・ワカシサイズが多い。また、定置網の北海道は羅臼や噴火湾が好調で、1尾10キロ前後近いブリが、多い日で40トン前後水揚げされている。

11月は時期的に羅臼など北海道の水揚げは減少する見通し。水温の低下により日本海でのブリの南下が本格化することから、銚子や山陰・北陸の巻網の水揚げは増えそうだ。同1~4日現在は前年同期比6%減の407トンだった。

(みなと新聞取材)

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