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2022年10月05日
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生鮮ブリ 9月中型中心 浜値8割高

9月下旬現在の生鮮ブリ(イナダ・ワラサを含む)の中心サイズは1尾4~5キロのワラサ級であった。9月の全国平均浜値は前年同月比82%高の295円だった。前年はイナダなど小型サイズが多かったが、今年は中型サイズのワラサが中心になった。

ブリを北海道の定置網、イナダを東北の定置網、ワラサを鳥取・境港と千葉・銚子の巻網で漁獲している。全国主要港の9月水揚量(速報値)は7%減の3001トン、1~9月の累計水揚量は前年同期比2%減の2万8948トンだった。水揚量の水準は前年並み。

9月の漁港別水揚量は、銚子が前年同月の3・2倍の1118トンと最も多かった。境港は前年同月比65%減だったが414トンで続いた。

10月は現在と同様のサイズ、産地で推移する見通し。11月から南下の影響を受けて、巻網の境港と島根・浜田、定置網の石川や富山が産地の中心になると見込む。

(みなと新聞取材)

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