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2022年06月08日
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生鮮マアジ 5月漁前年並み9800トン

長崎、境港ともに5割増

5月の生鮮マアジ水揚量は前年並みとなっている。5月の全国主要漁港における水揚量(速報値)は前年同月比1%増の9819トンと横ばいだった。西日本大中型巻網(西巻)ではブリやサバ類、境港(鳥取県)ではマサバやマイワシを水揚げしており、マアジ以外の水揚げも多い。

5月の西巻の主漁場は対馬―九州西沖の海域で、東シナ海中南部での漁獲もある。漁港別では境港が48%増の2780トン、長崎が46%増の3054トンと増加した。特に唐津(佐賀県)は96%増の1357トンで、倍近い数量となった。松浦(長崎県)は10%増の1383トンだった。

漁港ごとの水揚げの主体は境港が山陰巻網、長崎や松浦、唐津が西巻(長崎は小型巻網を含む)。マアジの水揚げは西巻、山陰巻網ともに別魚種の水揚げの影響を受けている。

松浦で水揚げされた魚体は80~100グラムの体長17~18センチの1歳魚が中心となっている。

(みなと新聞取材)

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