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2022年05月17日
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生鮮ブリ 5月長崎2倍、枕崎6割増

13日現在 巻網、定置とも漁終盤

5月1~13日の全国主要港の生鮮ブリ(イナダ・ワラサなど含む)水揚量は1144トンだった。九州西沖の大中型巻網は、5月上~中旬に1尾4~8キロサイズを主体に好調。長崎が410トンと既に前年5月の水揚量の2・3倍になった。鹿児島・枕崎は519トンで6割増。

好調が続いた三重、和歌山県の定置網によるブリの漁獲は、中旬現在落ちてきた。3月下旬から産卵期の集群で好漁が続いてきた。

三重県によると、大型定置網の3月19日~5月13日の水揚量は前年同期比45%増の1099トンに上った。担当者は「特に3年魚を中心に資源状態が良かったのだろう」と振り返る。

和歌山県によると、4月15日~5月5日の定置網は串本が61%増の97トン。水揚げ尾数はブリで宇久井がわずか6尾、太地が97%減の55尾と大幅に下がったものの、ワラサが大きく伸びた。ワラサは宇久井が24倍の5万6610尾、太地は3割増の4550尾だった

(みなと新聞取材)

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