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2024年05月01日
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生鮮マアジ 長崎漁2.2倍、唐津4割増

1~25日 サイズ前年より大型か

4月1~25日の全国主要港の水揚量(速報値)は前年同期比55%増の4510トンだった。長崎や松浦(長崎)、唐津(佐賀)の巻網物が水揚げの主体。全国主要港の平均浜値は2~4割安のキロ215円だった。

主要漁港別では、松浦は2%増の1356トン、長崎は2・2倍の1130トン、唐津は37%増の860トンだった。各港には、大中型巻網船が対馬海域や九州西沖で漁獲した魚が入荷している。体長組成については、今年、前年とも九州西沖の方がやや大型であり、測定したロットにはばらつきがあるが、今年の方が前年より大きい可能性がある。

水産研究・教育機構が3月26日に発表した4~9月のマアジ対馬暖流系群の漁況予報によると、海域別の来遊量について東シナ海は「沖合域、沿岸域とも前年・平年を下回る」、日本海が「前年並みで平年を下回る」とみる。

漁期・漁場は、東シナ海が「期間を通して東シナ海中・南部と対馬沖、沿岸域が漁場となる」、日本海が「期間を通して日本海西部が漁場」と予報する。

(みなと新聞取材)

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