1月4~28日の全国主要港の生鮮マアジ水揚量(速報値)は前年同期比26%減の1166トンだった。要因として、資源量の微減とマサバを主体としたサバ類の好漁が考えられる。マアジはサバ類に混じって獲れる様子。
全国主要港の平均浜値はキロ356円。生マアジの浜値はおおむね200円台で推移する中、高値となる。
主要港別に見ると、長崎は3・8倍の609トン、長崎県松浦は72%減の155トンだった。漁場は対馬周辺と地先で、巻網で漁獲する。松浦に水揚げされた魚体は、1尾23センチ、160グラム前後がボリュームゾーンとなる。
福岡は88トン(前年実績はなし)を記録。昨年の主要港の鹿児島県枕崎は90%減の66トン、鳥取県境港は73%減の33トンにとどまった。今後の漁模様としてサバ類の好漁が続けばマアジはあまり狙わないと思われる。
水産研究・教育機構の長期漁海況予報によると、2026年3月までの対馬暖流系マアジ来遊量は東シナ海沖合域が前年並みを上回り平年並み、同沿岸域と日本海は前年・平年並みと予報する。
(みなと新聞取材)